大型二輪免許 悪戦苦闘日記

このブログは30年ぶりのリターンおじさんが、大型二輪免許の取得に向けて、悪戦苦闘した教習日記です

50代で大型二輪免許 悪戦苦闘の教習日記 (2/24)

大型二輪免許をとるきっかけ&プロフィール

 

私は中学生の頃から、兄の影響もあってオートバイに興味を持ち雑誌「オートバイ」や「モーターサイクリスト」などを友人とよく読んでいました。当時は「ヨンフォア」や「サンパチ」「マッハⅡ」などが人気でした。というのも私が中学1年生のころに免許取得の条件が改正され、それまでは350ccのオートバイで教習を受けて合格すれば全ての車種に乗れたのに、改正後は400cc以上は免許センターでのいわゆる「限定解除」で合格することしか大型免許が取得できず、自ずと中型バイクに人気が集まったことによると思います。

 

続いて私のプロフィールを簡単に紹介します。

関東の某県に在住。教習時の年齢は56歳、身長は162センチで体重はほぼ標準、足の長さは普通に身長なりということで。

オートバイ暦と、教習所に通うまでの経緯は、

16歳の誕生日に高校をサボり、免許センターで原付免許を取得

・兄のマニュアル原付バイクや、母の原付スクーター、知人からもらったオンボロのDAXなどを、主にゲタがわりに乗りまわす。

・その後、大学を卒業して就職し収入を得るようになったので、社会人1年目の夏休みを利用して、合宿免許で中型二輪免許(現在の普通二輪)を取得。当時ベストセラーだったホンダVT250Fを新車で購入し、3年で約12,000キロ走行ののち、26歳の頃に売却。

・以降、一度もオートバイを運転することがなくなる。

・その間に子供も成長し、「おとな」になってきて、余裕が生まれてくる。

・小さかったころに欲しかったプラモデルや漫画を「おとな買い」するのと似ていますが、やはり「ナナハン」にあこがれる情動を、数年前から自覚し始める。

・自宅から車で10分程度のところにバイク用品店のNAPSが数年前に出店。店内をブラブラしているうちに、気持ちが強くなってくるのが昨年の秋の頃。

・車で30分程度のところに、BMWモトラッドがあることにも気づき、「マニュアル車は無理でもスクーターなら乗れるかも」と思ってC650GTに跨らせてもらう。しかし両足がバレリーナ状態のため断念したのが今年の春の頃。マニュアル車のほうがシート高が低い車種もあることを教えてもらい、マニュアル免許の取得に心が動き始める。ボケ防止にも、マニュアルは良いらしい。

・インターネットで大型二輪が取れる教習所を探し、車で通学できそうなところを2つ見つける。いきなり相談に行くのも恥ずかしいので、とりあえず教習所の外から教習風景を眺めてみようと思い立つ。

一つ目に行った教習所では、駐車場が上手く見つけられずにあっさり断念。意思が弱いです。次に行った教習所は、駐車場がわかりやすくて広く通いやすそう。そしてしばしのあいだ教習風景を眺めていたのが今年の6月の頃。

・しかしながら大型二輪とおぼしき教習車は、想像以上に大きく重たそうで、気持ちが折れてしまう。足もつかないかも。その後の猛暑・酷暑もあって、「やはりオートバイは暑いと乗らないし、寒くても乗らないから」と免許を取得しない理由を探して諦めかける。

 

・8月も終わろうとする日曜日に、たまたまNAPSを覗きに行くと、教習風景を眺めた教習所の主催による、ホンダNC750の引き起こし体験会に遭遇。勇気を出して参加させてもらうと、私でも教官のアドバイスを受けながら引き起こしができかつ、またがっても充分に足がつくことが体験できる。感覚的には昔のVT250と同じ位の車体のよう。何かの「運命」を勝手に感じる。

・その場で入所案内も受け、オプション費用はかかるが「マンツーマン」で講習が受けられることにも大いに心を動かされる。複数人の教習だと私が足を引っ張り迷惑をかけるのは、容易に想像できたので。

・そのままの勢いでSHOEIのフルフェイスヘルメットをNAPSで購入してしまう。

 

ということで「ヘルメットも買ってしまったのだから、大型免許を取得しなければ」と自分を追い込み、33年ぶりに教習所に通うこととなりました。

 

次号は、「通った教習所の施設&カリキュラム」です。